灼眼のシャナXXlll(22)
読み終わりましたー!
というわけで、タイトルにも書かれている通りネタバレが含まれますので
アニメを見る、まだ原作読み終わってない方は注意してください。
ここから、ネタバレ
というわけで、いよいよ灼眼のシャナの本編が完結!だったわけですが!
もう表紙が2人の1つの区切り、また新しい集発点となってました。
のいぢさんのあとがきイラストは本編を読み終わるまで見ないことをお奨め!
ヒラルダの効果の事実からトントンと今までの伏線が回収されていくのは
読んでて楽しかった。
あと、番外編組みが登場したりと嬉しい設定もあったり。
序盤から読んでたり、10巻の話を読んでいる人だと
お久しぶりな屍拾いことラミー…リャナンシーが登場!!
彼女の悲願であった既にこの世にない物の再生の自在式を起動させて
絵を見たときの彼女の台詞にうるっときました。
他には悠二がシャナと出会うきっかけとなった
宝具「零時迷子」の能力も明かされ、その能力を用いて
シャナ達が新世界の創造に加えた新たな理のひとつをも
無意味にしてしまう。
結局は世界の創造を新たに作ったけれども
理は消そうとはしなかった祭礼の蛇と
ベルペオルの会話はなんだかほっこりとさせられました。
後に親子という関係で書かれる二人ですが
正にそのような関係だったんじゃないかと思います。
そして!!
もう最後のシャナと悠二のノロケがね!!最高過ぎて!!!
「シャナ、君が好きだ。世界を変えてやる、と思えるほどに」の
悠二の台詞にはもうきた!!(爆
でも、それを自分のやりたいことだけを押し付けて
伝えることはいけないと思っていた悠二に
シャナは「いいよ それでも、好き」と…
勝手なことをしようとしたら止める、苦しんでいたら助ける、
悩んでいたら一緒に考える、でも離れるのだけは駄目。
悠二は自分の願いを叶えるまではシャナの横には立てないと思っていた、
でもシャナはただ悠二と一緒にいたいそれだけが欲しくて…
本当に凄い遠回りをしてたんだと思う…
でも、「なんでも言って ちゃんと聞くから」という言葉を思い出した悠二は、
「許してくれるなら…一緒にいたい」という自分の気持ちをシャナに伝えることができて
ここで、ようやく二人の欲しかったものが重なったのかなと。
あんなに見てて初々しかった二人が…と思うともうね!!
そしてラミーの置き土産だった自在法が発動して…
最後の伏線回収にはもうやられたわ…ここで持ち出してくるとはね…。
作者さんによるとあと外伝1冊を出したら刊行は終わりのようです。
新世界の話をしてくれるのか、それとも残された側の話をするのか…
というわけで、灼眼のシャナの本編がいよいよ完結してしまいました。
正直、途中で中だるみな感じで読んでたんですが
最終巻の後半で一気に話が動き出してくれて、
そのまま完結まで突っ走ってくれていて読んでいくのが楽しかったし
もう終わってしまうのかと寂しい気持ちにもなりました。
読み終えることが出来たことに感謝したい気持ち!
作者である高橋弥七郎さん、イラストを担当をしたいとうのいぢさん
編集者さん、そしてこの作品に関わった方々に
ひとまずお疲れ様でしたと!!
グドグドと文字を並べてみましたが、
途中でネガネガしたりもしたけど、最後で見事に手のひら返してやったよ!
シャナ最高だったよ!!
2人に天下無敵の幸運を!!!